LEVEL 1で学んだ「植物の水」から、次のステップは「植物の油」へ。
LEVEL 2では、植物素材と植物油の特性を理解し、植物をオイルに浸してつくる「植物浸出油(インフューズドオイル)」を中心に学びます。
12種類の植物素材を実際に扱い、それぞれの植物の特徴、色、香り、油との相性を観察しながら、植物浸出油のつくり方から美容オイル・バームなどへの応用までを体系的に身につけます。
単にレシピをつくるのではなく、
植物素材 → 植物油 → 浸出 → 観察 → 配合 → 製品デザイン
という一連のプロセスを通して、「植物と油を組み合わせて考える力」を育てます。
植物の力を、油に閉じ込める
植物には、それぞれ異なる色、香り、質感、そして個性があります。
植物を植物油に浸し、時間をかけてその特徴を油へ移していくのが「植物浸出油」です。
LEVEL 2では、植物をただオイルに浸すのではなく、
- どの植物を選ぶのか。
- どの植物油と組み合わせるのか。
- どのように浸出するのか。
- 完成した浸出油を何に活かすのか。
そこまでをひとつの「植物美学デザイン」として学びます。
12 Botanical Infused Oils
12種類の植物浸出油
LEVEL 2では、12種類の植物素材を使い、JTIAの植物浸出油素材庫をつくります。
やさしく上品な日本の植物美学を表現。
鮮やかな植物色とオイルの変化を観察。
香ばしい日本茶の香りを油層へ。
樹脂植物ならではの個性を学ぶ。
日本茶の繊細な植物表現を楽しむ。
ハーブ素材としての特徴と応用を学ぶ。
植物色が油へ移る美しい変化を観察。
花素材と植物油の組み合わせを学ぶ。
伝統的に利用されてきたハーブ素材を知る。
日本の森林を感じる植物素材を油へ。
芳香植物としての特徴を活かす。
日本・沖縄を代表する芳香植物の個性を学ぶ。
植物を支える「四合一ベースオイル」
植物浸出油づくりでは、植物だけでなく「どの油に浸すか」も大切な設計要素です。
JTIA LEVEL 2では、植物素材とのバランスを考えた4種類の植物油を組み合わせ、基本となるベースオイルをつくります。
- 米ぬか油40%
- 椿油30%
- 分留ココナッツオイル20%
- ホホバオイル10%
4種類の植物油それぞれの特徴を理解しながら、植物素材を受け止める「油層の土台」を学びます。
主な学習内容
12種類の植物素材について、特徴・色・香り・使用部位などを学びます。
植物油それぞれの特徴を理解し、目的に応じた組み合わせ方を学びます。
浸出の仕組み、植物と油の比率、浸出方法、濾過、保存などの基本を学びます。
植物素材ごとに浸出油をつくり、色・香り・状態の変化を観察します。
植物の個性と植物油の特徴を理解し、目的に合わせて選択・設計する方法を学びます。
完成した浸出油をフェイスオイル、バーム、ロールオン、ボディ・マッサージオイルなどへ展開します。
精油は「第三層」として独立させるのではなく、植物油と浸出油を補完する香りの要素として取り入れ、植物素材全体の調和を学びます。
酸化、光、温度、容器、使用期限など、植物油製品に必要な品質管理を学びます。
実習内容
LEVEL 2では、まず12種類の植物浸出油を素材庫としてつくり、そこから植物美容アイテムへ発展させます。
12種類の植物浸出油
それぞれの植物素材を四合一ベースオイルに浸し、植物ごとの色・香り・特徴を比較します。
4種類の植物修護オイル
植物浸出油を主役に、それぞれ異なる植物美学を表現した美容オイルを制作します。
- 桜霧|SAKURA MIST
- 焙茶琥珀|HOJICHA AMBER
- 玉露青庭|GYOKURO GREEN GARDEN
- 紫夜酒紅|SHIKON BURGUNDY
さらに、植物浸出油の特徴を活かしながら、
- 香膏(ボタニカルバーム)
- ナイトリペアオイル
- ロールオンリペアオイル
- フォレストマッサージオイル
などへ展開し、最後に植物浸出油を乳化処方へつなぐクリーム実習を行います。
これにより、LEVEL 2の「油層」からLEVEL 3の「乳化層」へ自然につながる構成となります。
LEVEL 2で身につくこと
修了後は、完成したレシピを再現するだけではなく、
植物を選ぶ。
油を選ぶ。
浸出する。
観察する。
組み合わせる。
ひとつの植物美容製品へ仕上げる。
この流れを自分で考えるための基礎力を身につけることを目指します。
LEVEL 1で「植物の水」を学び、
LEVEL 2では「植物の油」を学ぶ。
そして次のLEVEL 3では、この二つをつなぎ、乳化・処方設計へと進みます。
油層で、植物の個性を包み込む。
植物を浸し、時間を重ね、
一滴の植物油から、美しさを設計する。
